結木展のこと。

【結木 それは、握るための 木の（人の）道具】
"YUIBOKU is the artworks which are healed by holding it."

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ならまちのミジンコブンコさんで開催中の「結木展」、

初日から3日目までとても濃厚な時間を過ごさせていただきました。

この日のために生まれた24個の結木は、それぞれに成形後に浮かんできたナマエと共に、展示しています。

（展示中央に並ぶ結木たち

　　　　　　　/＜中央：結木no.61 “大切ナモノヲ拾ウ”（屋久杉）＞）

入り口を開けると、その奥に・・・。

（展示スペース。奥のお庭には、美しい緑。）

 会場では靴を脱ぎ、深緑美しいお庭を眺めながらゆっくりと結木を感じていただけます。

お越しいただいた皆さまの反応はさまざまで、

何周もまわり、握り比べてみる方

＜結木no.71 “柔ラカナ風”（吉野ひのき）＞

「声」を聞いてみる方

＜結木no.53 “キコエル”（屋久杉）＞

ひとつの結木だけを握り、魂が抜けたようにしばらく座り込んでいる方

＜ 結木no.73 “投影”（ケヤキ）＞

縁側に設置した椅子に座って、庭の緑を眺めながらゆっくりと味わっているご夫婦

＜ 結木no.75 “宇宙ノハジマリト オワリノカタチ”（吉野ひのき）＞

それぞれの木の香りの違いや触り心地・そのフォルムにただ感動される方

＜結木no.69 “螺旋（ラセン）”（ウォールナット）＞

その中で、これという結木に出逢い・結ばれていく瞬間に立ち会えるときは、

なんて幸せなことだろう。

毎回そう思います。

妻のことばを借りると

「それぞれの結木はすでにうまれたときに行くべきところが決まっていて、その方を引き寄せているのかもしれない」

3日間、お越しいただいた方の反応や、旅立ったすべての結木を通して、たしかにそのように感じることができました。

ありがとうございます。

（お手洗いのレトロな窓ガラスは、結木のカタチ（！？））

さて会期残り一週間。2日間お休みし、明日5/7から再開します。

チャイもデザートもカレー（←特に！）も絶品のミジンコブンコ。

はじめての開催となる「結木展」は、融合したすべてが心地よく、その瑞々しさは後にも先にも今展だけ、感じることができるものだと思います。

ご飲食しながら、結木と触れ合いながら、ぜひゆっくりとその空間を感じにいらしてください。

※5月は出展の予定が無いため、普段の暮らしの道具も一部展示させていただいております。併せてご高覧ください。 

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◎「結木展」Facebookイベントページ

https://facebook.com/events/344491259394661/

【みやざき眞 個展「結木展」"YUIBOKU Exhibition"】
◎日時:2018年5月3日(木)〜5月12日(土) 11時半〜17時半
＜会期中休み:5月6日(日),7日(月)＞

◎5月8日〜の作家在廊予定

5月8日(火)～5月10日(木) ミヤザキジュンコ（妻）

5月11日(金) みやざき眞

5月12日(土) みやざき眞、ジュンコ

◎会場:ミジンコブンコ
　630 8288 奈良市東笹鉾町41
　(近鉄奈良駅より徒歩15分程度)
　駐車場2台分有
　※入場無料/予約不要/店内で飲食可
　tel 0742-24-8231
　e-mail mijincobunco@gmail.com
　HP http://mijincobunco.com/
　FB https://www.facebook.com/Mijincobunco/

◎作家(みやざき眞/じゃむんち)関連リンク
　FB  https://facebook.com/kitonuno.jamnti/
　instagram  http://instagram.com/makoto_miyazaki_jamnti
　blog「みやざき眞のくるくらし」 http://jamnti.hateblo.jp/
　NHK Eテレ「猫のしっぽカエルの手〜春 始まりの季節〜」出演放送回

http://www.nhk.or.jp/venetia/past/past170604.html 

  チルチンびと広場（作家紹介と結木展について掲載していただきました）

http://www.chilchinbito-hiroba.jp/CategoryDetail.php?p=1&pref=27&cl=4&cic=27_04_0076

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最後に。

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「ぼくが初めて手にしたそれは、まだ『結木』という名が与えられる前の作品で、みやざき氏が高校生の時に作ったという木の塊だった。
その木の塊は、ただただ持ち心地が良く、そして不思議と心が和らいだ。その時『木の魂と握手しているようだ　これを必要としている人がたくさんいるだろうな』とぼんやり考えていた。

数年の後木工家になった彼から、あの木の塊に『結木』という名がついたと聞いて『結木のみの展覧会を開きたい』即座にそう思った。
それから一年以上かけコツコツと展覧会の為の結木を生み出してくれたみやざき氏とようやく『結木展』を開催できる運びとなりました。その開催自体を本当に嬉しく思っております。

しかしそれ以上に嬉しいことがあります。
それはお客様が、ひとつひとつ違う宇宙にただひとつの結木の中から『自分の結木』に出会う瞬間に立ち会えるかもしれないという事を想像することです。

皆さま、是非『命の塊』と握手しにいらしてください。」
ミジンコブンコ　人見修司

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